低血圧　　【天柱】【身柱】

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2021/08/31

その他

今回は低血圧の中でも本態性低血圧についてお話します。

低血圧の中で本態性低血圧は約９割を占めます。

特別な原因疾患を伴わずに血圧が慢性的に低く、一般に収縮期が100mmHg以下、拡張期が60mmHg以下の状態です。

低血圧の人は、低血圧になりやすい遺伝的な体質の人が多く、無力性体質を示す・やせ型で蒼白い顔色で神経質である・疲労を感じやすい・冬は寒がりで冷え性など虚弱体質の人が多いとされます。

規則正しい生活をしたり、運動して筋肉を鍛えるなどで対策ができます。

鍼灸治療では血圧を調整している自律神経をコントロールします。

交感神経の活動性が高いときは血圧が上昇し、副交感神経の活動性が高いときは血圧が低下します。

お困りの方は、副作用のない鍼灸治療を一度受けてみてはいかがでしょうか。

@天柱（てんちゅう）

後頸部、第２頸椎棘突起上縁の高さ、僧帽筋外縁の陥凹部です。

（大まかな位置）後頭部の髪の生え際にある2本の筋肉(僧帽筋)の外側のくぼみにあります。

A身柱（しんちゅう）

背部、後正中線上、第３胸椎棘突起下方の陥凹部です。